注文住宅で障がい者向け住宅を建てる場合にまず何から考えていけば良いでしょうか。まず最初に考えるべきことは、障がい者の方の障がいについて詳しく理解することのほか、介護が必要なのかどうかを判断したり、生活習慣を考えていく、など注文住宅で障がい者向け住宅を建てる上で、障がい者にとって安全かつやさしい設計を考えていくことが重要です。例えば、車椅子を使用している方は、段差などが物理的な妨げになるので、なるべく床を平面で連続するような間取りが移動し易くて有効です。一方、聴覚に障がいをお持ちの方にとっては、聴覚以外の判断手段の確保とそれに応じた環境づくりが重要となるため、いつも必ずしも段差が重要であるということではありません。

それよりも、家族の居場所や人の出入りを目で確認できるように、視界に入る範囲はできる限り透明なものに置き換える工夫が必要となります。このように何の障がいを持っているかによっても設計の仕方が大きく異なります。また大事なのは、考えてシミュレーションしてまた考えてという繰り返し作業を続けていくということです。例えば車椅子を使用する方の場合は、手すりやリフトなどの動作を助けるものがあるか、また一般に手動の車椅子が360度回転できる最小の回転円は50センチですがこれを元にして余裕を持ったスペースが確保できているか、など実際に移動した場合をシミュレーションしながら考えていきます。

最後に予算という制約条件の中で優先順位を付けていって最終的に注文住宅を建てる上で残すものを考えてみてください。注文住宅のことならこちら