注文住宅を建てる際に一番大切なことは、予算をきっちりと決めたうえで購入を決断することです。しかし、初めての注文住宅の購入となると、一体いくらぐらいかかるのか想像もつかない場合が多いでしょう。だからこそ、予算を決めたうえで計画を進めていけば、返済でつらい思いをするということもなくなります。まずは、どんな方法で予算を立てたら良いかを知っておきましょう。

まず必要なのは、頭金がいくら払えるのかを考えることです。頭金はたくさん用意すれば、それだけ後々の返済は楽になります。だからこそ、しっかりとどれだけ払えるかを考えておく必要があります。その時に注意が必要なのは、貯蓄を全部頭金としてはダメということです。

注文住宅購入後もいろいろな出費があることを計算したうえ、頭金の金額を考えましょう。また二つ目の予算の立て方は、今までの出費と比較してこれからの出費を考えることです。具体的には、今までは電車通勤だったのが、これからマイカー通勤するといった場合に、必要な費用はかなり変わってきます。電車通勤なら電車代だけで済みますが、マイカー通勤に変更した場合、自動車の維持費、燃料代、自動車の保険の代金、さまざまな部分で必要な費用が変わってきます。

しかし、通勤なら通勤で、同じように出費がかかってくるので、そのように同じ項目についてどのような出費の変化があるのかを比較することが大切です。その点をしっかり比較していけば、抜け落ちのない予算を建てられるのではないでしょうか。