注文住宅を購入しようとなったら、まず最初にするべきことは、注文住宅を建てたあとにどうしたいかということです。具体的には、その家でどんな生活をしたいか、自分が将来どんな姿になっているかを考えておくことです。では、どうやってその将来像を考えればいいかというと、一つ目の方法は、その漠然としたイメージを、まず言葉に書き表すということです。なぜ文字にするといいかというと、文字にすれば抽象的なイメージをもっと文字という具体的なものに変換できるからです。

誰でも将来像というのは持っているものですが、それをしっかりと把握している人はすくないものです。仕事の将来像、家族の将来像、子どもの将来像、さまざまな将来像があるはずです。その将来像をもとに、必要な家を考えられれば、その将来に向かって進んでいける家を建てられるのではないでしょうか。また二つ目の方法としては、絵に描いてみるということです。

文字に描き出すのと似ていますが、絵に描くともっと具体的に自分がどう考えているかを知ることができます。将来像を絵にかくのは何となく恥ずかしいかもしれませんが、自分自身がどう思っているかをしるためにも、やっておいて損はありません。その絵をかなえるには何が必要かを考え、注文住宅をどうするかを決めていくと、もっといろいろな想像力が生まれるのではないでしょうか。またそうすることによって、自分や家族のことを考えたうえでの購入ができるはずです。